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Thursday, April 19, 2007

ハセガワ 1/48 零戦52型丙(ZEKE) 銀剥がし

 さて、マスキングも剥がした零戦、デザインナイフの先でガンベイのアクセスパネルを中心に今日は銀剥がし。

 この技法自体は古くからヒコーキモデル系の技法書には書かれているし、自分でも20世紀の頃からやっていたから、格別目新しい物では無いのだけど、最近はガンプラとかAFVの雑誌で取り上げられているらしい・・・・・・やけにGoogleで引っかかるもんね。

 ドイツ機や米軍機では、金属地の上に、RLM02なりジンククロメートなりの下塗り塗膜が有って、その上に本来の塗装面が有るんで、ニコチャンに命名して貰った「二段剥げ」をやるところだけど、大戦末期の日本機ではどんな下塗りをしていたのか、自分は知らないのでそこまではしない。 よって素直に緑の下には銀が顔を出すように。

 こちらは、以前、2002年に制作した分のF4U-5N

F4u5n_vga_weathering_2

んで、今回はこんな感じ

 

 

Sdscn2243_1

但し、酷使されまくってよれよれボロボロ汚れまくりの機体にしたい訳では無いので、ガンベイ周りと熱で塗膜が劣化するであろう排気管周りは派手にやったけど、他の主翼上面とか後部胴体、尾翼には剥げチョロは無しの方向で。

閑話休題

 軍用機の一生を人間に例えるなら、新造機が受領され、部隊で試験飛行されて個体差の調整が成される所までが学童期に相当するだろう。 この頃は機体の表面にシミや剥がれ、汚れなども殆ど見られない。

 各機毎の個体差や不具合の調整が済んで、部隊で訓練に使用される、この頃が少年期、それから訓練のみでなく、実任務に使用されるようになると、青年期から中年だろうか。

 実任務を重ねると段々機体のあちこちが痛んで来て、汚れや剥げチョロが目立ってくる、その頃が壮年期から老年、そして用廃で一生が終わる。

 遺棄された(=死んだ)機体になると本来透明であるべき風防が汚れが詰んで曇っていたり塗装面もガサガサの艶消し、気流の流れと無関係な汚れが目立ってくる。

 自分のスタンスとしては、この青年期から中年くらいまでの機体、機能部分には当然使用された汚れやヤレもそれなりに有るけど、全体としてはまだまだ痛みも少なく、機械として一番あたりのついた盛りの時期を表現したいといつも思っている。

 だから、遠目に見ると割と綺麗目に見えて、近くによってアップで見ていただいた時に細かな油汚れとかを感じて貰えるように、がんばろう。

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Comments

AGGさん
零戦、いよいよ佳境ですね。楽しみです。
剥げチョロ・・・確かに考えてみると奥が深いです。ただ剥げてる、汚れてるってわけじゃ無いですものね。
なんと言いますか、部隊の使用状態によっては千差万別あるわけで・・・大戦末期でも剥げが殆ど見られない機体や、それはもう剥げまくって、「コレで大丈夫か?」というような機体もありますよね~。その表現は難しいところではあります。

Posted by: oni | Friday, April 20, 2007 at 00:26

>oniさん、コメント有り難うございます。

 大車輪で訓練に勤しみ、バリバリ使われた練戦と異なり、今作ってる零戦は302空、雷電が主力の部隊で、重くて空戦性能の悪い52丙型は脇役ですから。 302でも無印52とか52甲は防空戦に活用されていたようですが。
 ということで、比較的痛みも少なかったのではないかと言うことにしてみました。
 ここいら辺は仰る通り、部隊の使用状況ですよね。

 開戦時の空母機動部隊の21型とかだと、これは新造機で入念に手入れされてピカピカだったりする訳で。。。。
 一口に零戦っても、中々千差万別で難しいですね。

Posted by: AGG | Friday, April 20, 2007 at 01:10

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