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Friday, June 30, 2006

脚が付いた

 ここ数日、クリアー掛け、研ぎ出し、ウォッシング、ドライブラシ、排気などの煤汚れのエアブラシといった作業で画像的にはちっとも進んだ様子が見えない.

 昨日は脚をつけたが、フォッケの脚は仲々難しい角度をしていて、油断すると左右非対称になったり、日本機みたいな直立した脚になったりする. とりわけタミヤのフォッケの脚は短く地上姿勢での迎え角が小さくてカッコ悪いとする説が、以前のスケビにものっていたっけ. この辺の解説は、がらんどうさんの頁に詳しい.

 タミヤのキットの脚、A-3に比べF-8では角度は決めやすくなっては居るものの、油断すると左右が不揃いになったり、前後方向の角度が決めづらい所はやはり要注意.

 今回は、松葉氏の図面を元に主脚ハブと尾輪の間の長さを測り、その線上に左右の脚柱のハブ部分を両面テープで貼りつけ、脚柱間の距離も同様に図面からトレッドを出してこれに合わせ、最終的に翼端の高さが左右等しく成るように固定して左右の角度を揃えた.

 短足については、ハイパーの記事を読んで自分なりに考察した結果、気にしないことにした. ウルマン氏のスケビの記事と異なり、ハイパーの記事を信用するなら、脚カバー下縁を地面とほぼ平行に成るように、機軸に対して約15度脚柱を前傾させるとタミヤもDMLも殆ど姿勢に差は見られない.若干DMLの脚柱が長い様子であり、むしろDMLの脚柱を上端で約1mmほど切り詰めタミヤに合わせる方が得策に思える.

 んで、完成直前としてはこんな姿に成る.Before_finish1  今回脚柱の接着には、タミヤ白蓋を使用しガッチリ付けようと思ったのだが、2日置いてもまだぐらぐらしていた.少し溶剤が強すぎた様子. 次回からはエポキシでやるのが良さそう.

Before_finish2

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Sunday, June 25, 2006

フォッケ、遅々と進行中

 サンドとオリーブグリュン、少しずつ色を変えて何度も塗り重ね. カラー写真集の実機写真の印象だと、上面は各色とも地中海の日差しで白っぽくチョーキングし特にオリーブグリュンは砂埃で細かく表面が傷つき、そこに砂埃が埋まった様な、全体に上からサンドを吹きかけたかの様に変色しているので、う~んと薄めたサンドで上からなぞって見た.

 こんな事やってるから時間ばかり掛かるんだよね. でも、色味のイメージ違うと、途端に作品への愛着が無くなるから仕方ない.

 機体の乾燥の合間に細部・小物の塗装. スピナーは白塗り. 明日は渦巻きをマスクして黒塗装へ. AB250コンテナはRLM76、SC50爆弾とプロペラはRLM70と言った具合に小物を仕上げる. でも、この辺の小物は何機分か纏めて塗る方が効率良いね.

 さあ、いよいよ完成が近づいてきた.Misc_painted

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更にオーバースプレー

 昨日は、多分最後の大学当直のため作業出来ず.

機番やステンシルのデカールが妙に発色が良くて浮いた感じ、やっぱり気に入らない.

塗装面を平滑にし、デカールの厚みと段差を目立ちにくくするため全体を一旦#2000の水ペーパーで研いでから、ライトグレーを混ぜて褪色っぽい色に調色したサンドゲルブを全体に薄く薄く吹き重ねた. 一昨日塗り上げた状態だと、ゲルブとグリュンにもコントラストが突きすぎた印象で、いまいち気に入らなかったのでグリュンの上にもこの薄いゲルブを掛けて全体に眠い感じに.

Oversprayed2

 まあまあ気に入った色になったところで今日はおしまい.

 3年くらい前から、パネルラインに暗色を下に塗っておいて機体色を少し透ける様に塗りパネルラインを強調する様な塗り方が多く見られる様になった. もっと甚だしいとパネルラインにそってスモークグレーを吹き付けスジボリを目立たせるような塗りの作品も有る.

 流行の塗り方なんだけど、どーも僕は好みじゃない.写真を見たときに自分が受けるイメージと大きくかけ離れるからなんだけど.

 そんなわけで、自分が「カッコイイ」と思えるまで、少しずつトーンを変えた機体色を何度も何度も気に入るまで塗っている. 同じ機体の模型を作っても、その作者によって抱くイメージも違うし、それを模型に表現する方法も、表現の結果としての模型も皆異なる.

 それが個性ってもんだと思うから、僕は僕にとって「カッコイイ」様に塗りたい. たとえ時間が掛かっても.

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Thursday, June 22, 2006

オーバースプレー

 先週の木曜にデカールを貼って、金曜に少し手を動かした後は今日まで模型に触れなかった. 土日は小林へ最後の週末当直へ. 月曜~昨日は医局の自分の机の周りの整理、特に溜まりに溜まった学会誌や文献の整理と廃棄で23時頃に帰宅した時にはすでにクタクタ、触る気力も無い.

 月曜に厚労省から「採用決定」の通知が来たので、赴任に当たって必要となる大学や大学院の卒業証明、住民票の取得etcetc、結構面倒、でも新しい出発には必須のこと.

 んで、丸1週間空いたので充分にデカールも乾燥したと考え、今日はデカールの上からオーバースプレーを. 実機では主翼上面の国籍標識や垂直尾翼のスワスチカ、胴体の白帯の上半分が塗りつぶされたとのことなので、薄めたサンドゲルブを注意深く吹き付けた.

しかし! 1週間では乾燥が足らなかったのだろうか?

デカールはシンナーを吸って膨らみ、特に主翼上面と胴体上面の鉄十字の所でスジボリが埋まってしまった. ドライブースに突っ込んで乾燥させるとスジボリに一致してデカールが浮いた様に成っている. カーモデルなら、スジボリに密着するように綿棒などで徹底的に押し込むことも可能だけど(スジボリ太いもんね)ヒコーキの細いスジボリだと、どうしても細いスジボリに完全には密着しないのかな?

 ヒコーキの次に好きなラリーカーの模型では、タミヤのデカールはクリアコートが出来ないことから、ハセガワ(こちらはカルトグラフが標準装備)に比べちょっと評価が低い.

 このキットのデカール、先週貼った時には乾燥すると薄く馴染んで、「意外によいかな?」と思ったのだが、クリアに限らず塗料を上乗せすると途端に膨らみ出す. この辺がカーモデラーにタミヤのデカールが評価が低い所以かなと納得.

 ケチらずにAMD使えばよかった・・・・と後悔しても詮無いので次から改善しよう.

 仕方が無いので、スジボリの上で軽くナイフで切り込みを入れ、墨入れの要領でマークソフターをスジボリに流し込んでデカールを再度密着.

 それから機体各部の細部マーキングや機番のデカールを貼ったが、どうも黒が黒々としていて機体全体の雰囲気から浮いている. 細かいマーキングのデカールがくっきりはっきりとした色味で、全体の雰囲気をぶち壊している感じ.

Oversprayed

週末には、褪色で薄めに調色したサンドゲルブを上からもう一度全体に掛けてデカールの色調を殺さなきゃ.

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Friday, June 16, 2006

時に模型は苦しみに

 昨日の日記に、凧一さんからコメントを頂いたのですが、その中で

プラモ自体 気楽に作りましょうャ」と言う一言を頂きました. 目からうろこが30枚くらい落ちた感じ. どうも自分は力みすぎて居たのかも知れませんね.

 展示会などでいろんな方の作品を拝見して、「いつかは自分も」と思う向上心、これ自体は悪いことでは無いと思います.

 でも自分の場合、仕事も家庭も、模型も全部「常により良く」を目指してきて、結果的に窒息していたのかも知れません. 自分の日記を読み返してみると、仕事にうちこんで鬱に成ったときと行動パターンが良く似ていますもん (汗

 今まで何度も「未完成病」に執りつかれて来ました. そうやって段々と自分を追い込んで模型が苦しみになっていたのかも知れません.

 仕事の方はかなり「ムリをしない」様に自制することが出来る様になってきたと思います(それでも家内には、まだ頑張りすぎといわれますが)

 模型の方も楽しめる様に、もちょっと自分が大人にならなきゃですね.

 しっかし、oniさんは手が早いなぁ・・・もう天山が塗りに入ってるようで.

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Thursday, June 15, 2006

デカールを貼って

 今日はフォッケF-8、鉄十字と鍵十字、それに胴体の白帯のデカールを貼った. キット付属のデカールは貼ってみると意外にもスジボリの中まで馴染む. 厚みを感じるのは致し方無いところだが、今回はデカールの上から上面色はタッチアップが必要に成るのでそのときに少し厚目に塗って磨いでやれば余り気にならないかな?

Decalbeforetouchup

 と言うわけで乾燥まで暫く触れないから、お蔵入りしていた未完のフォッケA-3型も再開することに.

A-3の方は3機在るが、少しずつタイムラグを付けて並行して進行. これも基本的には素組みで塗りの勘を取り戻したいなぁ.

Triplea3  トムキャッツのお題の「爆装した機体」には成り得ないが、今から新規の爆撃機に取り掛かっても、自分のペースだと完成は覚束ない.

 療養中の今は、1日も早く1機でも多くを完成させることに専念しても良いよね?

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Wednesday, June 14, 2006

主翼後縁

 爆弾を吊したフォッケは、上面2色と下面のRLM78を塗装して、国籍マークのデカールの部分にクリアーを掛け乾燥待ち. クリアーを掛けてから軽く磨いで平滑にしてシルバリング防止とする.

 デカールを貼った後で全体にもう一度サンド、ただし今度は褪色して白っぽく調色したものを吹く予定なので充分に乾燥させなければならない.

 んで、昨日はその乾燥待ちの間にフォッケA-3を少し進めてみた. タミヤのキットはがっちりと組めるのだけど、どうも主翼後縁などの「飛行機が薄板のはぎ合わせで作られている」部分が分厚く、シャープさに欠けると思う.

 このままだと、まるで主翼が装甲板で出来ているかの様で、AFVみたいで自分にはどーにも気に成る.

 クラフトナイフの刃を立ててカンナ掛けする様に厚みを削いでいく.

・・・・・・と、ポロッと欠けた(泣

Edge

 昔は、小坂氏の製作記などを読んで、「翼端や後縁を真鍮に置き換えた」などの記述に、なんでそんな必要があるんだろうなぁ~と不思議に思っていたが、こんなことが在るわけね. 勉強になりました.

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Thursday, June 08, 2006

マスキングを剥がす

 オリーブグリュンの斑点を型紙の上から吹きつけたところ.

Painted

僕はエアブラシが人並み外れて下手だと自認してるんで、とてもフリーハンドでこんな迷彩を塗装出来ない. 型紙を浮かすとボケ足が均一に揃うし、斑点の形も予め塗装図で検討して決めておくことで、右の翼と左の翼で斑点の大きさや密度が違うなんてことを避けることが出来る. だから大抵の塗装では型紙を作ってマスクしてから塗装する.

 以前、米留していた頃には今の様な高性能のエアブラシを向こうには持参していなかったので、オリンポスのヤング88というエアブラシ1本で全てを塗装していた. あの頃は帰国する時に持ち帰ることを考えて1/72しか作っていなかったけど、1/72のフォッケのモットリングも型紙を使えば塗装することが出来ていた.

 性能的に劣る機材でも使い方次第で高性能の機材と同等の効果を得る、あの頃は制約の中で色々工夫していた・・・とふと思った.

 マスキングを剥がすと、サンドゲルブの上にオリーブグリュンの斑点模様が出現する.

Aftermottling

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Tuesday, June 06, 2006

急がば回れ

 昨日までで、サンドゲルブの塗りは一段落し、乾燥中. この後上面の迷彩色のオリーブグリュンを塗ることになる. 上面2色の塗りが終わったら下面のヘルブラウ.

 さて、そのオリーブグリュンの斑点だが、これがまた沢山有る.

 はっきり言って僕はエアブラシが下手だ. この沢山の斑点をムラ無くボケ足を揃えてフリーハンドで塗ることなんて、自分のウデと相談すると絶対にムリだ.

 塗り始めて、ムラになったりムラをリカバーしようとして薄い所に色を加えて斑点が妙に粗くなったり、それを上からサンドゲルブで塗りつぶしたりで収集がつかなく成るのは明らかだ.

 なので型紙を切って大まかな斑点の位置と大きさをあらかじめ規定することにした. キットの説明書の塗装図をスキャナで取り込み拡大してレーザープリンタで印刷.

 これをオリーブグリュンの所だけデザインナイフで切り抜いて型紙の完成.Mask

 先に述べたように僕はエアブラシが下手なのでいつも型紙を切って迷彩パターンはマスキングして塗装している. 昔はフリーハンドで塗っていたけど、失敗とその修復に掛かる時間と労力を考えると面倒に思えても型紙を切る方が結局早い.

 フリーハンドで吹けるウデの持ち主が羨ましいと思う事もタマに有るが、その違いこそが作者の個性、作風に繋がるのかも知れない.

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Saturday, June 03, 2006

キャノピーのマスキングはキライ

本日午前中は部屋にこもる. 機体全体にRLM02を塗って居たので、その後の作業.

 風防には全く手をつけていなかったので、マスキングして内側のシュバルツグラウ、その上にサフを吹いてRLM02,上面色の順に塗る.

 風防のマスキングは何回やっても好きに成れない.フォッケはまだ枠が多くないから良いが、これが双発や四発機、特に日本機やドイツの重爆になった日にゃ、マスキングの手間を考えただけで萎えてしまう. 

 風防全体にメタルックを貼り付け、綿棒で丁寧にこすって枠のモールドを浮き立たせてから新品の刃を装着したデザインナイフでゆっくりと切る. 

 風防と機体上面にサンドゲルブを吹く.

 主翼-胴体の接合部や水平尾翼取り付け部での吹き返しにより塗装面がザラザラに成るとリカバーが難しく成るので、いつもよりも塗料はずっと薄く溶いてリターダーを加えて乾燥時間を遅らせる. 吹き付けの時は表面がヌルッと垂れる寸前位まで厚めに吹く.

 塗膜が厚く、かつ乾燥が遅いことで吹き返しも乾燥中に塗装面に馴染んで平滑に成ることを狙っての、カーモデルで吹きっぱなしで艶を出す時の吹き方.

 ただ、薄く溶いている分、色の乗りが悪い.手前の半分黄土色のが現在の状態. 後方はタミヤ1/48 FW190A-3Dscn1770

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下塗り(RLM02)

 昨日まででサフを吹いて傷のチェックをしていたので今日は下塗り. 実機と同様にRLM02グレーで薄く全体塗装した.

Dscn1765

 この後は、下面色→国籍マーク等のマーキング→上面のサンド→上面のグリーンの順に進む予定なのだが、肝心の下面色に何を塗るべきかが決まらない.

 「どうせ実機を見た事が有る奴ぁ居ないんだから、好きに塗れば」

と言う言葉も聞こえてくるんだけど、それだと自分が気持ち悪いから. 何かの根拠が欲しいだけかも知れない.

 普段はクレオスのサフ#1200を主に使ってるんだけど今回初めてタミヤのビン入りサフをエアブラシで吹いてみた. どうもクレオスと同じ様に希釈すると乾燥が少し早く、表面がザラつく印象. 粒子も少し粗めなのか、ざらざらの表面になる.

 ドロドロの洗車^H もとい戦車の人には良いのかも知れないけど、飛行機の表面がこんなにザラザラだと、曲面の張りとかラインの美しさ、筋彫りの硬質感・精密さが損なわれる様な気がする. タミヤのサフを使うなら、もっと薄く希釈して、ザラついた表面は軽く研いでやる必要があるのかな.

 ただ、サフ本来の目的である、隠蔽力と表面への食いつきは良い. 特に隠蔽力は薄く溶いてもしっかり下地を均してくれるのでこの点はクレオスのよりも優ると思う.

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Thursday, June 01, 2006

サフを吹いた

脚柱へのブレーキパイプの追加や防弾板の組み立て等を済ませ、今日はサフを吹いたところまで.

全体像はこんな感じ.脚柱はブレーキパイプやそれを固縛するバンド等を追加した.

これから全体塗装だが、I/SG4のトロピカル迷彩、色調は上面RLM79/80,下面RLM78で良いのだろうか?

(1)キットの指定では下面をAS-5ライトブルーとしている.これはRLM76に相当する.
(2)モデルアート別冊#316 フォッケウルフFW190A,F,Gのpp172にこの機体の写真が有るが、キャプションでは標準的なグレー迷彩の上面のみRLM79/80で塗り替えたと記述されている. これら2点から、下面色をRLM78にするかRLM78にするか迷っている.

 ただ・・・・・モデルアート別冊の解説は、あのN氏なので、どこまで信用して良いものやら?

Dscn1759

Dscn1761Dscn1762

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